あとにも先にも揺れていた

2014年10月27日 09:56

ヤジロベエのイメージで漕ぐのは、本当におもしろい。

初めて試したとき(土曜日)は、50×15Tで60rpmぐらい。
で、一夜明けたらいきなり75rpm前後で延々廻し続けられるようになってた。自分でもびっくり。





昨日より少しだけ回転数を上げて少しずつヤジロベエの動きに慣らすつもりだったのだが、あまりに楽なんで、途中からは75rpmをどれだけ維持できるかに目標を切り替えた。

力を入れて踏んでいないので、姿勢がキープできている間はずーっと走り続けられる(腰が疲れてくると少しケイデンスが落ちた)。心拍数は130~140bpmぐらい。

ヤジロベエの動きができたからといってパワーがいきなり増えるわけではないが、出せるパワーの範囲内でならロスを極力抑えることができる。
その結果として、いままでがんばれば回せていた(がんばらないと回せなかった)ギアを、楽して延々廻し続けられる。



走っている最中に思ったのだが、この漕ぎ方はたぶん、おじぎ乗りの脱力加速方法と相性がいい。
加速するときの足の動きにヤジロベエを採り入れることで、あの加速がより効果的になる気がする。
前に書いた足をムチのように動かすというのが、無理なく自然にできるようだ。
ということは巡航でも加速でもほとんど(踏み込みの)パワーを使わない。

同じエントリで、「あとはダウンスイング」というようなことを書いたが、これもヤジロベエが役立つ。
前側に振れていた足を反対に後ろ側へ切り返すので、ペダルにかかっていたトルクが瞬時に前下方→下へ変わり、そのまま「3時過ぎから引き足」へとスムーズにつながっていく。
このときペダルシャフトを基準に見た足の重心もヤジロベエの動きで後ろへ移動している。



そこからさらに話を広げていくと、ヤジロベエがペダルシャフトを支点として前へ倒れたとき、たぶん足だけじゃなくて脚のほうの重さも加わっている。つまり膝から下全体で重心が前へ移動するので、実質的にペダルにかかる力が増えるのではないか?

masayanさんが足巧にトライする以前から書いていた「膝を送り出す」ってのが、コレなんじゃないかと思う。
(逆にヤジロベエが後ろ側へ倒れたときは足全体の重さが3時以降のダウンスイングの助けになっているはず)


さらに推論を重ねると、ペダルを踏む位置がつま先寄りの場合、前側への錘になる重さは減るはず。なので、クリート位置が前になるほどヤジロベエの(前方への)効果は目減りするだろう。

言い換えると、大車輪漕ぎの場合、クリート位置は土踏まず寄りのほうが効果的ではないかと予想する。




これまで、膝を送り出すには骨盤のローリングからと考えていたが、足のヤジロベエでも同じような効果を作り出せている。ということはもちろん、骨盤のローリングと足のヤジロベエがシンクロすればもっと大きな効果が得られるに違いない。というかシンクロさせないともったいない。

もちろん、骨盤のローリングは肩から腕へと伝わっているので、今では自然にハンドルが振れるようになっている。
いい感じに回せているときは車体のほうも振れていて、サドルに座ったというより尻を乗っけた状態で、常にダンシングしているみたいな感じ。いろいろな動きがシンクロして起きているので、ペダリングパワーにはあんまり関係ないようだ。




いまにして思えば、以前、自転車の重心の上にライダーの重心を乗っけるというイメージが浮かんだ時点で、ヤジロベエにかなりのところまで近づいてはいたのだ。

ただし、体のいろいろな部分でヤジロベエが働いているというイメージまではたどりついていなかった。悔しい。


【補】
このエントリを書いている今、実はまっすぐに立てないでいる。
右膝だけがひょいと前へ動いて、結果体がねじれてしまうのだ。
たぶん、左右の筋力のバランスが取れていないせいで、疲労の度合いが違うんだと思う。

脚だけでなく上半身までかすかにだるさが残っているというは初めての経験。
ようやく全身使ったペダリングに近づいてきたということか。
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