朝倉市菱野の三連水車

2015年07月05日 10:46

σ(^_^)の地元うきは市とは筑後川を挟んで対岸にある朝倉市。

農業用水の確保に苦労したうきは市側では筑後川の水を利用するために大規模な水路工事が江戸時代初期に行われたが、朝倉側でも事情は同じで、同様に用水路を開削し、さらに、そこから水を汲み上げるための揚水車が設けられた。
現在、菱野、三島、久重の三機の水車が残っている。最も有名なのは菱野の三連水車で、現役で稼働中の農業灌漑用揚水車は全国でここだけらしい。三島と久重は二連水車。

菱野の三連水車は5年にいちど作り直され、今年がその年にあたるということで動画を作ってみた。


もともと水車の構造を紹介する動画を作るつもりで休眠中の状態を記録していたのだが、たまたま作り直しの年にあたったので組み立ての様子まで記録できるという巡り合わせ。
三連水車はすっかり有名になって見に来る人も多く、Youtubeにもたくさん動画がアップされているのだが、ほとんどは観光客の視点で水車を紹介しているだけ。

取水している堀川自体が、人の手で開削された人工の河川であることや汲み上げた水がどう使われているかを紹介したものはほとんど見当たらない。

そこで以前作ったのが、筑後川の山田井堰と堀川疎水、三連水車の関係をまとめて紹介するこの動画。



この時はまだ水がどこへ流れているか掴めておらず、水車の紹介で終ってしまっていたのだが、今回地元の方に教えていただくことができた。




山田井堰は石畳構造の斜め堰という、日本でここだけにしかない珍しいもので、度重なる洪水にも耐えて江戸時代の姿をほぼそのまま残しているらしい。

かつては筑後川の水運が物流を担っていたため、船が通れるように大小二本の水路「舟通し」が設けられている。

堰と疎水、水車群はまとめて世界農業遺産への登録を目指しているということだったのだが、現在どうなっているのだろうか?


現在で、国道386号線沿いに、山田井堰を見渡せる展望所が作られているので、サイクリングで朝倉を通られる方はぜひ立ち寄ってほしい。

三連水車のほうは毎年6月中旬から10月中旬にかけての半年間稼働。8月のお盆期間中は夜間のライトアップも行われる。



国道386号線から三連水車へのルート案内動画

桜並木を紹介しているので、この時期まだ水車群は休眠中。
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